ようこそ!!はじまりの国「堺」へ!! 堺ってなんだろう!

歴史

古代より、堺は日本の海の玄関として栄えてきました。また、飛鳥に通じる、日本最古の街道・竹内街道をはじめ、大和と結ばれた長尾街道など、多くの街道が延び、交通の要衝として発展してきました。大陸との交易も盛んで、中世、ヨーロッパ人がはじめてわが国へ来航したころ日本で最も栄えていたのは堺の港でした。その後、近世に入ると、時の権力者によって自治都市堺の繁栄は大坂に取って代わられましたが、近代明治に入り廃藩置県により堺県として今の奈良県を含む大きな県となりました。堺県は一旦廃止され、今の旧市街地を堺市として施行され周辺の町村との合併を繰り返して現在の堺市を形成してきました。

 

文化

古代より泉州から南河内一帯には同じ高い文化があり、特に堺は海に開かれていたこともあり、中世には西日本の海運の拠点として栄えました。大航海時代には東洋のベニスとも称され、対明貿易や南蛮貿易などの外国との貿易港として当時、日本一の貿易都市、文化都市として栄えました。 そういった背景から、外国からの産物や技術をはじめて日本に紹介し、またそれらを新たに改良発展させていき、独自の産物・技術を創造してきました。線香をはじめとして、古代から根付いていた鍛冶技術を生かして今の包丁の元といわれる「タバコ包丁」に進化させたり、鉄砲鍛冶で培った技術が自転車製造に繋げたりと、堺には、進取の気風や自治の精神が脈々と受け継がれているのです。

 

もののはじまり

「もののはじまりゃ なんでも堺 三味も小唄も みな堺」
と新堺音頭にうたわれているように、進取の気風、自治の精神により堺で始まったものが数多く伝えられているのです。

 

はじまりの国

「はじまりの国 堺」というネーミングは、「ものの始まり何でも堺」に由来し、政令指定都市への移行に伴い、新しい時代に改めて誇りと実感の持てる堺市を象徴しています。また、歴史伝統文化に裏打ちされた堺のアイデンティティに根ざし、過去・現在・未来を通じて堺市の特長を端的に表現しています。

はじまりの国 堺
ページTOPへ